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JARCの参加

2021.10.18

JCAP7 News 「JARCの参加」

1.宿泊関連施設協会について

JCAP7の設立以来のメンバーであったサンパシフィック・エンタープライズ(SPE)が、2021年6月を以って退会し、代わりに同年8月23日、一般社団法人宿泊施設関連協会(Japan Accommodation Related Consortium、JARC)が正式メンバーとして参加することとなりました。JARCの詳細については、http://jarc-ic.com/を参照ください。

JARCは 2016年に設立されました。当時の時代背景は、日の出の勢いで伸びていたインバウンドの観光客は、2019年には3188万人と2020年に国の目標である4000万人を達成できるかの矢先に、コロナの影響で観光業界、それにかかわる宿泊業界は、現在苦境に立たされています。その他人材不足、教育や労働環境、多言語化、キャシュレス環境などは待ったなしの喫緊の課題であり、JARCは今後とも参加しているメーカーが一丸となり、観光・宿泊業界の活性化のために英知を集結していきたいと考えております。

2.JARCの目標

宿泊施設関連協会は、観光立国の中枢である宿泊施設ともに、刻々変化する宿泊業界がさらに発展してゆけるよう、宿泊施設に携わる同じ思いを持った企業が集まる協会です。訪れたお客さまへ、よりストレスフリーな環境を提供することにより、それぞれの地域が活性化してゆくことを目的としています。また、先々の時代の変化にしなやかに対応していくため、品質向上や経営の効率化を宿泊施設とともに考え、お互い“稼ぐ力”を引き出しあっていきます。

この目標実現のため、次の行動目標を掲げます。

◆宿泊施設の海外進出
海外で働く134万人の日本人に心の安らぎを与える場所を提供するために、日本の宿泊施設が海外進出することにより、日本の文化の発信はもとより海外に劣らない経営・運営手法や生産性向上のための方法を模索していきます。またその土地に住む外国人の人々に、その土地にある日本の宿泊施設を通して日本を体験してもらい、日本を訪れてもらえることを宿泊施設とともにめざしていきます。

◆ラストリゾート
国内外の日本の宿泊施設が、有事の際にその土地の人々の避難場所や緊急病院となり、人々の安全が確保される場所に宿泊施設がなれるようともに歩んでいきます。

◆宿泊業の地位向上
宿泊業に携わる人々の意識を高めていくとともに、宿泊業に必要なスキルが向上できるよう、ともに学び、宿泊業がプライドの持てる職業になれるよう、支援していきます。

3.会員と協会活動

JARCの企業会員は現在162社に上り、パナソニック、日立製作所などの大手のIT・システム関連企業、宿泊関連企業、厨房・調理関連、そして建築設計会社、コンサルタントなど、宿泊業界に関わる17分野の企業がJARCに参画しています。

このような幅広い多岐にわたる企業の英知、ノウハウを結集して、JARCは現在のコロナ対策を始めとし、観光宿泊業のDXや、SDGsなどグローバル基準へのしなやかな対応を、宿泊業界に提案していきたいと考えています。例えば、ハラール・ヴィーガンなど食の多様性、WELL認証、ユニバーサルデザインなど、インバウンドの方々にも「安心」・「安全」・「清潔」・「エコ」・「コンビニエンス」を提供できる宿泊施設作りの方針を打ち出し、実際に多くの宿泊施設から賛同の声をいただいております。

「世界に誇れる日本の宿泊業」を目指すために、宿泊施設のおもてなしの精神を残しつつも、DX化でテクノロジーを利活用することで省力化や効率化を図り、またUX(User Experience)による売上向上のための研究会を重ねております。今まで労働集約型であった宿泊業界を、競争力のある、そして稼ぐ力のある体質に変わる、変化のきっかけづくりのため日々精進を重ねております。また2023年開業を目指して、観光・宿泊業界で従事する人たちの学びの場として「DX実験ホテル」の建設を、沖縄県うるま市津梁パーク敷地内においてスタートしております。

「DX実験ホテル」沖縄県うるま市津梁パーク敷地内

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