プロジェクトマネジメントの必要性

海外におけるプロジェクトで、
その大小を問わず最新鋭のテクノロジーやITなどを取りいれた建築物を設計・施行していく時、
往々にして技術優先の考えに陥りがちです。
しかし、最新技術や多岐の技術要素を有効に機能させるには技術以外のマネジメント能力も重要です。
これを無視したために頓挫したプロジェクトは枚挙に暇ありませし、
このマネジメントは日本人が不得手とする分野です。
特に中国において政治経済の分野で活躍する指導層と太い人脈を築いており、
これらの人脈を活用して顧客管理、許認可取得、現地スタッフとのコミュニケーション、
入金促進などを進めていくことができます。
また、この施工図設計の実施に当たって専門技術者を派遣して所定の品質、コスト、工程管理を行い、
この間に発生する諸問題が解決できるようマネジメントすることにより、
「計画から施工図設計まで」と言う一貫したサービスをJCAP7 として提供することができます。
工事管理においても品質管理、工程管理などを現地の事情に則して実施し、
かつ顧客にも納得する形でプロジェクトのデザインや品質を保つように心がけています。
プロジェクト・マネジメントの要素や必要性は世界中どのプロジェクトにおいても同じことが言え、
ただ言語、法律、人種、習慣が異なるだけです。
このように国際的なプロジェクトにおいてもJCAP7は経験豊富なスタッフを抱え、
必要に応じて世界各国のアソシエイツから応援を借りることもできます。
プロジェクトを円滑に進めるのは、有能なマネジメント能力を持つ人であることを
信念にしてプロジェクトの運営に当たります。

プロジェクトの基本は契約書です。
JCAP7には海外プロジェクトの契約の原点であるFIDICに精通したスタッフを揃えています。

JCAP7は中国においても、プロジェクトを実施するうえで契約書で業務内容の明確化や双方の権利・責任を明文化することは、その遂行上の基本としています。

日本風の温泉を経営しようという海外のお客様が日本に来られ、日本の各地の日本のリゾート施設を見学されました。
写真は山口県長門湯本温泉の大谷山荘を訪ねた時のもので、皆様日本の“おもてなし”を経験しました。

3次元モデルを使ってプレゼンテーションを行い、施主に立体的なイメージを正確に伝えるように努め、
プロジェクトの成果品に対して理解の齟齬が生じないように努めます。

このように常に顧客の要求を把握し、顧客満足を得ることは、プロジェクトマネジメントの重要な要素とJCAP7は考えています。

現場の状況を把握し、この情報を計画・設計に取込むようにします。
これは建設前の現場調査で、これもプロジェクトマネジメントの重要な作業です。

建設の進捗状況を常時モニターし、工程や品質、そしてコストに支障が無いかチェックし、プロジェクトの管理にフィードバックします。

工程管理、品質管理、そしてコスト管理はプロジェクトマネジメントの大原則で、JCAP7はこの管理を順守します。

コンピューターグラフィック、CGなどを取り入れて施主、ステークホルダーのプロジェクトへの理解を深めます。
これは病院のCGによるパースで、プレゼンテーションの効果を高めます。

これはマンションのエントランスのCG パースです。

高度なCG技術を駆使してアニメーションを制作し、更にプレゼンテーションの効果を高めて顧客の理解を深めるとともに、販売促進に繋げるなどして顧客の要求に応えます。